「いつも笑顔で暮らすことの出来る街づくり」
本市では、市制施行後にまちづくりの最上位計画である第一次総合計画がスタートし、市民と行政、民間業者などが対等な立場に立ち、協働でまちづくりを進める「市民協働のまちづくり」を策定し推進してきました。
そして昨年、次の10年の計画、第二次総合計画が策定され、引き続き市民と行政、民間業者などが対等な立場に立ち、協働でまちづくりを進める「市民協働のまちづくり」の更なる推進が策定されました。
市民協働による取組みをより一層進めていくためには、地域課題への関心や、協働の意識を持つ市民がより増えるように、まちづくりに参加しやすい環境をつくることが必要となります。またその過程では、地域の皆様からの行政に対してのご意見やご提案、要望等がたくさん出てまいります。
本市を見ますと最初の土地区画整理事業が始まってから半世紀以上の年月が経ち、そこにお住まいになられる市民の皆様も次の世代に移ってきております。市内各地域によってそれぞれ地域間の事情も大きく変化してきています。
今後、本市でも目まぐるしい社会変化や高齢化、生活様式の多様化で5年後10年後を考えると地域活動を続けていくことが難しくなることが想定されます。だからこそ、いまから地域の将来を見据え野々市市における地域コミュニティの活性化の推進がより大切になってまいります。
私は、皆様からいただいたご意見、ご要望を着実に市政に反映してまいります。そして地域と行政の橋渡しや調整等、地域をお支えしていくことの重要な役割をしっかりと果たしてまいります。
これまでの野々市らしい地域のコミュニティを大切にして「よりまちづくりに参加しやすい環境」をつくり、お子様を持つお母さんや高齢者の皆様が「いつも笑顔で暮らすことの出来るまちづくり」を目指してまいります。